三浦しをんさんの短編プチ指南
三浦しをんという名前を聞いたことのあるひとは、多いと思う。小説家である。
名前に聞き覚えがなくても、『舟を編む』という本の題名は聞いたことがあるだろう。この小説は、本屋大賞を受賞しており、映画化もされた。さいきんノイタミナでアニメ版も放送されもした。このどれかに触れたひとも多いはずである。
小説家が、どのように話を書いているのかを知ることは面白い。
まして、それが本屋大賞を受賞するような売れっ子作家だったなら、なおさら。
そんな三浦しをんさんが、webで「小説の書きかた」について連載している。
集英社のWebマガジン『Cobalt』の「小説を書くためのプチアドバイス」であるhttp://cobalt.shueisha.co.jp/write/column-miura-shiwon/000543/
とくに第4回では、自作の「星屑ドライブ」を例に、どのように短編を構想したのか、順序立てて書かれている。売れっ子の作家が、Webで執筆過程をこれほど明らかにしているのは、あまりない。
興味深く読めた。