白くま生態観察記

上洛した白いくまもん。生態日記。冬眠するので春になったら起こして

京都国際マンガミュージアム

京都国際マンガミュージアムhttps://www.kyotomm.jp/に行った。

 

【評価】

観光目的で行く場所ではない。

安い漫画喫茶を求めて行くところ。そのついでとして、いろいろな展示が楽しめる。

 

【探訪記】

烏丸御池からほど近くに、京都国際マンガミュージアムがある。

駐輪場がしっかりしている。外のグラウンドには、寝そべって漫画を読んでいるひとたちがいる。青空のもとで漫画を読むのは、とても気持ちいい。いいなぁと思った。

 

京大は「京都市キャンパス文化パートナーズ制度」に参加しているので、団体料金で入ることができる。大人800円のところ団体640円なので、それほどでもない。わりと高めの値段設定だと思った。

後から後から外国のひとたちが訪れて、多言語が飛び交う空間。

入ってすぐには、英語の漫画が集められている。これを目当てに来ているのだろうか、と思いつつ先を進むと、漫画体験やデジタル漫画作成PCのコーナーなんかがある。壁には池田理代子さんの特集コーナーがある。

2階には、建物の歴史がまとめられていた。元は小学校だったらしい。床の板がきしむのは、古い学校を使っているからだった。壁には漫画、漫画、漫画。ちょっとした漫画喫茶や古漫画屋である。すべて手にとって読むことができるし、椅子が有り余るほど備わっている。

一室には、このミュージアムを訪れた漫画家の手が集められていた。石膏でかたどった手は、爪の形まで再現されている。手首から先が飾られている……これが100個を超える。でも横にはサイン入り色紙が飾られているので、不気味ではない。ちばてつやさんやモンキーパンチさんなんかのサイン入り色紙があった。

大きな部屋には1985年から2005年まで、各年の代表作が飾られている。なつかしいものもあれば、見たこともないものがある。知り合いと一緒に回りたい。電子端末が置かれていて、戦前の漫画も読める。

有名作家の解説があるコーナーは楽しかった。模写で有名な田中圭一さんが、「作家の特徴はどこにあるのか」について、模写しながら解説してくれている。面白い。ただ英語の解説がついていない……こういうところを外国の方は見たいんじゃないかな。

 

ひととおり回ったあと、ずっと漫画を読んでいた。漫画を読んでいても、まったく違和感がない。歩いているひとよりも、座って漫画を読んでいるひとのほうが多いくらい。ときおり床がきしむことを除けば、古本独特のにおいとあいまって、とてもいい環境だ。

研究目的だと、書庫の25万冊も閲覧できるらしい。

 

漫画喫茶だとわりきれば、展示もあるので、お得感がある。

それでもここは京都という街なので、来る意味は薄れる。ほかの場所で代替可能だ。観光客の方が800円も出して行くのはお薦めできないな(とくに外国人の方がたくさん来ているのには、申しわけない気持ちでいっぱいだった)。