白くま生態観察記

上洛した白いくまもん。生態日記。

理想像

小学生のころ、大人になったらこうなりたいという理想像があった。

夢水清志郎だ。

 

はやみねかおる「名探偵夢水清志郎事件ノート」のシリーズに出てくる探偵だ。黒いスーツを年中着続けて、やせ形で身長は高い。針金細工みたいな。部屋にはうずたかく積まれた本とちっぽけなソファがある。本屋とコンビニさえあればいいという変人。社会生活不適応者で、3姉妹が世話を焼いている。日常生活さえできそうもないのに、あざやかに謎を解いてみせる。

青い表紙の本を読みながら、かっこいいなぁと思っていた。変人ってかっこいいじゃないか!

理想像がこれだから、ぼくは(すこし?)変人である。

 

中高生のころは、平賀・キートン・太一だ。

浦沢直樹『MASTERキートン』の主人公。日英のハーフで修士号をもち、博士を目指しながら大学講師をしている。イギリスの特殊部隊に属していたこともあり、知力と体力と機転を武器に、世界中で保険の調査員をしている。夢水清志郎とは違って、この情報だけでかっこいいとたいていの人は思う。

理想像がこれだから、国際政治をやっていたし、そのなかでも歴史寄りだし、軍隊にもすこし関心がある。さいきん筋トレもはじめた。

 

なんだかんだ、過去の理想像がいまの自分に影響を与えていると思う。もちろん後づけの話だから、いくらでも理由づけはできる。そのせいかもしれないけれど。

 

じゃあ、いまの理想像ってなんですか。いま自分が思い描く理想像って?

ダンブルドア校長かな。

たぶん説明はいらない。あの有名な半月眼鏡のおじいさん。たいていのことはできて、新しいことには素直に驚いて、賢くて、ユーモアたっぷりで、おちゃめで、たぶん誰よりも思いやりがある。自分の負の部分は、誰にも言わない。

あんなかっこいいじいさんになりたいなぁ。

 

 

と思いつつも、早く自分の名前で仕事したい毎日。